お客様の圃場へ伺いました イチゴ園では珍しい方法で栽培されています
昨日は滋賀県甲賀市内のお客様の圃場へ伺いました。こちらのイチゴ園では滋賀県内でも珍しい方法でイチゴの栽培をされております。
一般的にはイチゴの親株を育てそこから発生した苗を育苗しそれを定植しますが、こちらでは親株をそのまま定植されています。そうすることで苗を育苗するためのハウス、管理費用などのコストを抑えることができます。
育苗した苗に比べかなり小さい苗で定植するため定植後管理が難しいのですが、イチゴの生育に合わせた管理を行うことでしっかりとイチゴを収穫することができます。
イチゴ収穫量を上げるためにはクラウンと言われる軸の部分を太く充実させ強い草体に仕上げていきます。太く仕上げるためには肥料分も必要ですが体内の糖質を高めることも重要になります。
お客様の圃場では小さい苗で定植することや、花芽をつけるまでの日数も短く条件が厳しいのですが、定植後から浸透性を高めた活性ブドウ糖(根糖2000倍)で体内に糖質を補給しています。
花芽を付けるまでの短い期間でどれだけクラウンを充実させれるか、腕の見せどころになりそうです。