明け方の最低気温が10℃まで冷え込むようになってきました

明け方の最低気温が10℃まで冷え込むようになってきました。さすがにナスやトウガラシは寒さで夏の勢いはありませんが、拡大バイエム液(ブドウ糖発酵液)の葉面散布を定期的に行っているので枝からは新芽がちらほら出てきています。霜が降りるまで、10月いっぱいはなんとか収穫が続けられます。

拡大バイエム液は砂糖(ショ糖)を発酵菌でブドウ糖と果糖に分解したものです。砂糖はそのままでは分子量が大きく、水に溶いて作物に葉面散布しても葉から吸収されにくいのですが、発酵菌によりブドウ糖と果糖に分解すると葉から速やかに吸収されます。本来ブドウ糖は光合成により植物は自給することができ、生きるエネルギーとして、また細胞や細胞壁を作る材料として利用します。ところが光合成は天候、日照に左右されるため、天気が悪い日が続くとたちまち糖不足に陥り、細胞分裂がスムーズに行なわれずに生育が遅れたり、細胞組織そのものが脆弱になり、病気や害虫に侵されやすくなります。

拡大バイエム液の葉面散布による糖の補給は糖不足を解消する画期的な方法です。とくにこれからの日照の少ない時季はおすすめです。作物体内の糖含有量(樹液濃度)を高めることで耐寒性も向上することができます。家庭菜園や観葉植物では霧吹きを使って手軽に葉面散布することができます。拡大バイエム液の作り方、使い方はホームページでご紹介していますのでぜひご覧ください。