島本微生物農法研修会2日目 富良野、中富良野の圃場で研修会
本日の午前中は上富良野、中富良野の圃場で研修会を行いました。
有機栽培を行ううえで、安定生産、病害虫の発生を抑えるためには肥料管理をどのように考えていくかがポイントになります。
農作物を育てるのに肥料を土壌に散布しますが必要以上に肥料を与えてしまうと、その養分を作物が贅沢に吸収してしまいます。その結果作物の体内で消化しきらずに残ってしまい、草体が軟弱に生育し病気への抵抗力も低下します。
また特に窒素分が体内に残りすぎると体には良くないため体外へ窒素分を放出させます。その際ににおい発するためそのにおいにつられ害虫が寄ってきて食害などの悪さを起こします。
どうしても沢山収穫したいという気持ちが勝ち必要以上に肥料を与えすぎてしまいますが、人間も同じで食べすぎてメタボになるといいことがないので腹八分目で調整しながら肥料を与えるよう気をつけたいところです。
今作の状態を確認しまた来年に向けて調整していきたいと思います。