ホワイトソイルクリーンを使用して太陽熱と微生物群の発酵熱による土壌消毒
弊社の資材ホワイトソイルクリーンを使用して太陽熱と微生物群の発酵熱による土壌消毒を行っています。
ソイルクリーンは圃場の土そのものを発酵させ有用微生物群を増やすことをコンセプトに開発されました。太陽熱に加えてソイルクリーンに含まれる有用微生物群の発酵熱によって、植物にとって有害な病原菌や線虫を抑制し、土壌の生物性を整えます。
また、有用微生物群の発酵分解により速やかな残根処理をすることも可能になります。禍根を残さないという言葉の通り、前作の残渣、残根は連作障害やガス害など次作にとって悪影響を及ぼす事が多々あります。微生物の力で残渣を速やかに分解して土壌がニュートラルな状態で備えることで次作栽培でのトラブル回避に繋がります。
今回露地でのは通常の処理区に加えて、トウモロコシ栽培跡地でトウモロコシの地上部も残したまますき込んでいます。この試験区ではすき込み後に透明マルチによる被覆は行いません。農家さんの栽培規模によっては露地でのマルチング作業が難しい場合も多く、透明マルチ無しでどの程度の期間で分解し、次作が安心して作付出来るかを見ていきたいと思います。