麹菌-微生物コミュニティの土台をつくる“司令塔”

先日、麹菌の培養を行いました。

弊社では、気温の低いこの時期にあえて培養を行っています。
ここで育てた麹菌は、バイムフードの大切な原料として使用しています。

堆肥づくりにおいて麹菌が担う役割は、有機物分解を促す“酵素の供給源”です。
麹菌は、デンプンを糖へ、タンパク質をアミノ酸へと分解する強力な酵素(アミラーゼやプロテアーゼなど)を産生します。
これにより、米糠や落ち葉といった有機物の分解が一気に進みやすくなります。

さらに、麹菌が生み出した糖やアミノ酸は、乳酸菌や放線菌、さまざまな細菌類の栄養源となり、微生物同士の働きを活発化させます。

つまり麹菌は、微生物コミュニティ全体の土台をつくる、まさに“司令塔”のような存在なのです。

麹菌は非常にデリケートで、特に温度管理には細やかな配慮が求められます。試行錯誤を重ねながら、これからも麹菌の力を最大限に引き出し、より良い商品づくりに取り組んでまいります。

土山生産課 T