自然養鶏農家の横峯さんの圃場視察へ伺いました
先日、明治学院大学の神門善久教授と大阪の見山地区の自然養鶏農家の横峯さんの圃場視察へ伺いました。
神門教授は農学、経済学の学者で日本はもちろん各国の農業、経済を研究されています。時間があれば各地へと足を運び、農家さんの話を聞かれたり、自分の目で圃場や周りの環境を確かめたりと現場第一主義の研究家です。
実際に現場で起きている農業また経済についてかなり危機感をもたれ何とか立て直しを行うべく様々な活動をされています。
先日、3月20日に日本農業改造論を出版されましたのでぜひ読んでいただければと思います。
今回、私達が同行させていただいた理由は、農業指導において栽培技術以外にもその地域の歴史、地形、水源、気候など様々な角度から見る必要があり、総合的に考えないと課題を解決しにくい事があり、その見方について色々とご指導いただきました。
その中で今回、自然養鶏農家の横峯さんの圃場に伺いました。
見山地域は大阪の中でも山間の自然豊かな場所で地形を活かした養鶏を営まわれております。
横峯さんさニワトリにできるだけストレスをかけないように平飼いされたり、エサを食べやすいように発酵されたりと愛情を持って育てておられるのが印象的でした。
通常の養鶏場では糞の臭いがキツいのですが今回鶏舎の中に入らせていただきましたがほとんど臭いがせず、飼い方やエサのやり方で鶏舎内の環境も変わることには驚きました。
採れた卵を地域で販売し、また販売先で出た食品残渣などを使ってエサを調合しエサとして与えておられ環境や地域循環にも積極的に取り組まれております。
今回養鶏以外にも地域循環など色々な勉強になりました。
ありがとうございました。