第194回島本微生物農法講習会:有機農業への関心
8月2~4日にかけて第194回島本微生物農法講習会が開催されました。
微生物農法講習会としては4年ぶり通常通りの開催となりましたが、遠方より多くの方にご参加いただきました。
講習内容としては、島本微生物農法の3本の柱として掲げている
・木材屑発酵堆肥による土づくり
・有機質発酵肥料
・活性ブドウ糖による葉面散布
以上の内容を中心に座学、現地実習を行いました。
2日目の現地実習では長時間酷暑の中での実習となりましたが皆さん熱心に受講していただき大変感謝しております。
今回皆さんとお話させていただく中でやはり有機農業について興味を持たれている方が多かったように感じます。
現在日本の農業の中心として化学肥料を使った栽培が主流となっています。昭和初期では殆どが有機農業が中心で有機物を使う際の注意点などが知られてたかと思いますが現在では忘れ去られているのかもしれません。
最近では有機農業が最注目されていますがその中にはいいことばかりではなく落とし穴も潜んでいます。今回の講習会ではその有機物を農業利用するための注意点やまた発酵による有用性などを3日間を通してご説明させていただきました。
実際にご自身の圃場へ戻られてぜひとも実践していただきたく思います。
また実践されて分からない事など出てくるかと思いますがどうぞお気軽にお問い合わせください。
皆様3日間大変お疲れ様でした。
黒木