厳冬期でも例年と変わらない収穫量を
本日から2/7にかけて酵素の世界社九州支部、現地研修会を開催しています。
昨年、夏から続く高温により通常に比べかなり栽培が難しいの中、皆さん順調に作物管理を行い例年と変わらないほどの収穫量を維持されています。
圃場へ伺うとまず作物の綺麗な草体に目がいき、その後しっかりと通路に撒かれた堆肥に目がいきます。作物が植わっているベットも柔らかく厳冬期にも関わらず皆さん地温が高い事も共通しています。
地温が高いことで根の活力も高まり厳冬期にも関わらず水、肥料の吸収も衰えずそれに伴い収穫量を維持できている考えられます。
このように、適切な堆肥の投入と管理によって、圃場全体の環境が整えられていることが分かります。
特に、微生物の働きが活発であることが地温の維持に寄与しており、これが作物の健全な生育につながっていると考えられます。
現地研修会では、こうした成功事例を共有するとともに、それぞれの圃場での工夫や課題についても意見交換を行いました。
特に、高温によるストレスへの対応や、さらなる収量・品質向上に向けた取り組みについて、多くの有益な議論が交わされました。
今回の研修会を通じて、参加者の皆さんが得た知見を各自の圃場へと持ち帰り、より良い土づくり・作物管理に活かしていただけることを期待しています。
島本バイム農場
黒木