創立70周年に向けて
来年、弊社は創立70周年を迎えます。
先日、来年の記念大会に向けた打ち合わせを行いました。
打ち合わせを行うにあたり歴代の記念誌などを見直していますが改めて歴史の長さを感じます。
当初より土づくりの重要性や醸造微生物を用いた発酵、またそれに伴う酵素反応、そして植物生理などを体系化しそれを一般に広げていきました。
現在は島本微生物農法として知られていますが、昔は島本の冠がなく微生物農法=島本農法でした。
現在はそこから枝分かれしていった技術もたくさんあり、島本微生物農法と分かりやすく名前がつきましたが元をたどればここに通じる技術が広がっています。
・木材屑発酵堆肥による土づくり、根づくり
・有機質発酵肥料
・活性ブドウ糖(発酵)による葉面散布、灌水
これらの3本の柱で植物の持つ力を最大限に引き出す農法として現在も活躍しています。
近年農業を取り巻く環境が大きく変化してきています。
改めて、弊社が掲げている3本の柱の重要性が日々増してきているように感じます。
来年70周年を迎えますが、まだまだ道半ば、日本の農業、また世界の農業が発展していけるように今後もお手伝いができればと思います。
70周年記念大会は奈良県のホテル日航奈良にて7/18〜19にかけて、式典また翌日の観光などを予定しております。
詳細は会報やホームページなどで順次お知らせいたします。
酵素の世界社の会員様はどなたでもご参加いただけますので是非ご参加いただければ幸いです。
現在島本バイム研究農場の土を使った記念品などを検討しておりこちらも出来上がりを楽しみにしていただければと思います。
黒木