京都府亀岡市に堆肥の品質、発酵状態の確認に伺いました

今日は京都府亀岡市に堆肥の品質、発酵状態の確認に伺いました。

今回、一件目は市から出てくる剪定枝や落ち葉などと、芋焼酎を製造する際に出てくる焼酎粕を組み合わせてバイムフードで発酵させている堆肥になります。

丁度2回目の切り返しでしたが、嫌なニオイなどはせず、甘いかおりが漂っおり順調に発酵している様子でした。

今回、材料として落ち葉が多いため、木材の様に作物の生育を阻害する物質がそこまで含まれていないので、仕込みより1ヶ月半から2ヶ月ほどで仕上げることが可能だと考えております。
各地域で廃棄されている物を組み合わせ微生物で上手に発酵させると堆肥として資源に生まれ変わります。

そして、それらを畑へ散布し炭素を貯留することでCO2削減にも繋がる仕組みです。
2件目の堆肥場も剪定枝と鶏糞を組み合わせバイムフードで発酵させています。
こちらも理想的な発酵状態でニオイも腐葉土の様な香りでした。

発酵途中のものでは70℃弱としっかりと発酵しこちらも順調に発酵が進んでいました。
肥料の高騰が叫ばれる中、今までは廃棄処分されてきた物が実は農業の世界では活躍する素材が沢山隠れていると思います。

今回の剪定枝、焼酎粕などは参考になる例ではないでしょうか?