九州支部連合会の現地研修会:トマト・ナス・ニラ
酵素の世界社 九州支部連合会の現地研修会。昨日は熊本県のミニトマト、中玉トマト、大玉トマト会員様、福岡県の大玉トマト、ナス会員様の圃場を訪問しました。
夏に定植を迎えるトマト、ナス等の長期採りハウス果菜類では、昨年の猛暑は私たちの想像異常に厳しかったようです。
年内は例年よりも収穫量は落ち込んだそうですが、2月以降は順調に伸びており通期では平年並みの収穫量に落ち着きそうです。
あまりの暑さでミニトマトの木が保たないため、一部区画で秋ナスのように強めの切り戻し剪定を試したところ、猛暑、暖秋をやり過ごして年明けから収穫量が急増しているそうです。
異常気象の時にはこれまでの常識にとらわれない対応が功を奏するケースもありそうです。
夜の全体講習会では
①昨年の猛暑、暖秋、今年2月の急激な冷え込み等昨今の気象にどう対処していくか、
②そのための天恵緑肥の活用、
③今後の栽培終了後のホワイトソイルクリーンを用いた土壌処理、
をテーマに講演をさせていただきました。
最終日となる本日は中玉トマト、ニラの会員様圃場を訪問させていただきました。
ニラは一度作付けすると2年以上にわたって栽培が続きます。
そのため作付け前の堆肥の投入は2年分(1作基準量の2倍)の施用が必要です。
堆肥の施用により土壌の団粒化を促進して保水性も排水性も良い状態を栽培終了まで保つことができれば生育も安定し、病気も出にくくなります。
ニラは過湿に弱く排水不良は軟腐病や葉枯病の原因となりますので、まずは作付け前の堆肥の施用による土づくり、作付け後は毎回天恵緑肥を潅水して土の膨軟性の維持に努めていただきたいと思います。
佐賀県は今日は小雨が降っていましたが一昨日、昨日はTシャツで過ごせるくらい暖かくなってきました。
これからハウス果菜類ではますます収穫、整枝剪定、追肥、潅水、葉面散布等慌ただしくなります。
栽培管理も大切ですが、まずはご自身の体調管理にも注意いただき、シーズン終了まで乗り切っていただきたいと思います。
島本バイム農場
山添