なないろや、冨永さん:一つひとつ誠実に向き合い、自然の循環を活かした持続可能な農業

滋賀県愛荘町で農業に取り組む、なないろや、冨永さんは、農薬や化学肥料を一切使わず、自然と調和した栽培を大切にされている有機農家さんです。

土の力を引き出しながら、年間約150種類にも及ぶ多彩な露地野菜を育てておられます。

その確かな品質と安心感から、地元の方々のみならず、遠方からもなないろやさんの野菜を求めて訪れるファンが年々増加しています。

また地域とのつながりも大切にされており、ご自身でマルシェなどの直売イベントを企画・運営されるなど、人と人、農と暮らしをつなぐ存在としても注目を集めています。


さらに、大津市には「なないろや」の直営販売所も展開されており、収穫されたばかりの新鮮な野菜が日々の食卓に届けられています。


先週の土曜日に、玉ねぎの収穫作業にお手伝いにいきました。

なないろやさんでは、各作物の栽培に弊社の資材をご活用いただいており、年々厳しさを増す気候変動の中にあっても、安定した成果を上げておられます。今回収穫した晩生(奥手)の玉ねぎには、土壌の微生物環境を整える弊社の「土こうじ」を使用していただきました。
その結果、病気の発生は一切なく、玉の太り・色づきともに非常に良好で、見事な仕上がりとなっていました。





有機栽培は、限られた条件下での農業であり、農薬や化学肥料に頼れない分、土づくりや微生物の力、そして日々のきめ細やかな管理が成果を大きく左右します。
その一つひとつの工程に誠実に向き合い、自然の循環を活かした持続可能な農業を実践されています。
こうした取り組みは、これからの時代の農業のモデルケースとして、多くのヒントを与えてくれます。

私たちも、よりよい資材の提供と技術支援を通じて、次世代へとつながる農の未来を支えていきたいと考えています。