管理の難しい過酷な環境の年こそ…
10月も下旬に入り、ようゆく朝晩は肌寒いと感じる季節になりました。
島本バイム農場でも少しずつですが秋冬野菜がとれ始めています。
今年の秋も例年以上に高温少雨が続いています。そのような気象条件では根が張りにくく、草体は軟弱に伸びがちに。
その結果、日中晴れると萎れやすく、遮光したり、小まめな潅水をせざるを得なくなります。
しかし、そのような管理がさらに根張りの弱さ、軟弱徒長な生育を助長させてしまいます。
このような管理の難しい過酷な環境の年こそ、土づくりの成果によって明暗が分かれます。
地力が高い圃場では保水力があるので干魃にもよく耐え、通気性が高く膨軟な土は断熱材の役割を果たし地温の上がり過ぎを防ぎ根を守ります。
地力に優る技術なし。
土づくりによって気象に左右されにくい作物栽培を目指していきます。
島本バイム農場 山添