広島県:ナスの現地研修会を開催

先日、広島県で島本微生物農法、またナスの現地研修会を開催いたしました。

今回、ナスの生産者さんや、県の職員さんなど30人以上お集まりいただきました。

広島県では狩留家ナスと言うめずらしいみどり色のナスを特産品として販売されていますが、元々このナスは一軒の農家さんが35年ほど前に知人から美味しいナスがあると譲り受けそこからその美味しさから一気に広がったようです。

今回、その狩留家ナスを沢山収穫するためには、ベースになる土づくり、肥料、葉面散布の他に現在、ナスの生育状況、生育診断などを座学、また圃場内で研修をいたしました。



長期栽培になるナスでは、根の活力を下げないための土づくりはもちろん、多収穫するにはいつリン酸を効かせると良いかや、成り癖をつけるためにはや、定植時の花の向きは?など現場で使えるテクニックなどがあります。今回マニアックな話も含んでいましたが、少し試していただくだけでも変化が見られるかと思います。

狩留家ナスの収穫量が増加し特産品として更に賑わっていただけるように今後もお手伝いできればと思います。

黒木