キャベツの防虫管理
キャベツの防虫ネットを外しました。
キャベツを食害する害虫は多岐に渡り、防虫ネットによって害虫を寄せ付けない、物理的防除はとても有効です。
キャベツ栽培では初期の生育を旺盛にして結球開始までに大きく厚みのある外葉を展開させることが大切です。
キャベツを定植した9月はまだまだ暑いため害虫も多く、幼苗の時期に害虫の食害を受けると生長に大きなブレーキとなります。
植え付け後はすぐに防虫ネットで覆い、害虫をシャットアウト!
ただしネットをしていても、ちょっとした隙間から害虫が侵入することもあり、そうなれば害虫にとってネットの中は敵のいない、ごちそういっぱいの楽園です。
ネットをした後も中の状態を毎日確認して、害虫が侵入していないかチェックしましょう。
今回、初期生育を旺盛に保つために、固形肥料の追肥と併せて有機100%液肥『真農エキス1号』500倍液の潅水を定期的に行いました。
魚肉タンパク質由来のアミノ酸を根にストレスを与えることなく吸収させることができます。
葉の色ものり、しっかりとした草体になり、今後の結球が楽しみです。
今日滋賀県は最高気温25度を越える夏日で、日中はモンシロチョウが舞う日が続いています。
害虫の動向に注意を払いながら、栽培後半も収穫まで気を抜かずに管理をしていきたいと思います。
山添