急な気温上昇に伴う生育の前倒し:早めにケアを

4/4~6にかけて佐賀県、福岡県、熊本県で現地研修会を開催しております。
昨日は佐賀県でナスを栽培されている会員様の圃場に伺いました。

今作は昨年の暖秋の影響で収穫開始から2月頃までは例年より収穫量が多く推移していたのですが3月に入り一旦収穫量が落ち着いたようです。
今年は桜の開花も早く、全体的に生育が前倒しに進んでいるようです。

佐賀県の天候を調べてみると平均気温は高く推移しており、ナスを栽培する条件としては良好ですが例年より多く収穫できている分、肥料管理や樹勢管理を早め早めに手を打っていく必要があります。

4月に入り気温がどんどん上がってきているのでこれからより生育が進んできます。肥料切れを起こさないことはもちろん、草体の含糖率を下げない事が重要になってきます。

今回の研修会では含糖率を下げない方法として根糖の使い方、倍率、また総合アミノ酸の使用方法を中心に行っております。

黒木