本日から明後日までの日程で酵素の世界社九州支部連合会の現地研修会に来ております。
本日は午後から呼子加部島の甘夏農家様を訪問させていただきました。

1月25日の最強寒波で加部島の特産品でもある甘夏は果実が凍害により壊滅的な被害が出ました。
ところが弊社会員様の圃場は全くと言っていいほど被害がなかったそうです。
発酵によりリン酸の肥効を高めた有機質発酵肥料で草体、果実とも含糖量が高く、果実や樹液の凍結を免れたものと考えられます。

現在は化学肥料の使用量、化学農薬の使用回数を慣行栽培の半分以下に抑える特別栽培をされていますが、今後はさらに有機質発酵肥料の比率を高め、樹体および果実の更なる充実をはかっていきたいとおっしゃっていました。

最強寒波を乗り越えた甘夏は実の締まりも良く、例年以上に甘さがのっていて絶品でした。

山添