甲賀市のイチゴ圃場へ現地指導に行ってきました

本日は甲賀市のイチゴ圃場へ現地指導に行ってきました。

3月のお彼岸が過ぎ日差しが強くなってきました。イチゴにとっても過ごしやすい気候ですが、気温の上昇と共に肥料の吸収量も一気に増え草体が軟弱徒長しやすい時期でもあります。
この時期に草丈が伸びすぎ風通しが悪くなったり、葉が倒れてくると病気や虫の繁殖などのリスクが増えます。

そのため、できるだけ草丈を伸ばさないようにハウス内の温度管理や肥料濃度をやや下げるなどの管理が必要になってきます。
その他、弊社の資材ではファーマン300倍の葉面散布をこの時期に3~5日間隔で2回ほど連続して散布します。

散布することによって栄養生長に走りやすい今の時期に生殖生長へと戻すことで肥料養分が花や果実へと流れやすくなります。

そのため草丈が伸びすぎることなく、果実の肥大が充実してきます。
イチゴ栽培は冬場は冬場で難しいですが、3月中旬からの気候の変化をどう対応していくかも多収穫するためには大切なポイントとなります。