長野県南佐久郡の渡會農園さんの圃場へ伺いました
本日は長野県南佐久郡の渡會農園さんの圃場へ伺いました。
今年の4月より良質な堆肥づくりを一緒にさせていただいており今回3ヶ月目の堆肥状態を確認してきました。
発酵は順調に進んでいる様子で、もうしばらくで使えるようになりそうです。
標高1000m以上の所に農園があり、涼しい気候を生かした高原野菜(ホウレン草)を栽培されています。
周年でずっとホウレン草を栽培するため、腐植の消耗も激しく地力の低下が懸念されます。
今回、良質な堆肥を投入し地力の回復と土壌の団粒化を狙います。
土質的には島本農場の土に似ており、水を含むとねっとりし乾くとカチカチに固まる様な土です。こういった土に植物繊維の高い堆肥を投入すると土と土の間にその繊維が絡まり隙間を作ります。
繊維質が微生物に分解され腐植へと変化され団粒化が促進されるとより作物の栽培管理がしやすくなるため安定した生産が可能となります。
周年でホウレン草を沢山安定的に収穫できるように今後もお手伝いできればと思います。