北海道各地において微生物農法現地研修会を開催いたしました
7月13日から本日まで、北海道各地において微生物農法現地研修会を開催いたしました。
今年の北海道は、昨年の記録的な干ばつとは対照的に、曇天や降雨の多い天候が続いています。現地の圃場では、日照不足の影響から葉色が淡く、節間が伸びた徒長傾向の作物が多く見られました。
光合成量が低下すると同化産物(糖)の生産が不足し、葉や茎の充実が進みにくくなるだけでなく、組織が軟弱化して病害への抵抗性も低下しやすくなります。
さらに、多湿条件では葉面の濡れ時間が長くなり、糸状菌性病害の発生リスクも高まるため、今年は例年以上に予防管理が重要な年と考えられます。
今回の研修会では、このような気象条件に対応するため、トウゲンや真農エキスを活用した管理方法を、それぞれの圃場や生育状況に合わせてご提案しました。日照不足の年ほど植物の生理機能を維持し、光合成を支える管理が収量や品質を左右する重要なポイントとなります。
一方で、春先から天候を見据え、予防的な管理を継続してきた農家さんの圃場では、葉色や草姿が良好で、生育も順調に進んでいる事例が多く確認できました。気象条件は変えられませんが、植物の状態を見極め、早めに対策を講じることで、その影響を大きく軽減できることを改めて実感した研修会となりました。
これから病害が発生しやすい時期を迎えますので、予防を基本とした管理を徹底し、健全な生育につなげていただければと思います。












