“土も自然の一部であるということ”
自然界の土のメカニズム
植物が生きるためにまず必要な「土」。
でも、土とはいったい何でしょうか?
長い歳月をかけて粉砕され
岩石の粒となった「土」に、
落葉や動物、虫の糞や死骸などの有機物が微生物により
分解され蓄積されたもの、
それが「土壌」です。
土の中では非常に複雑な
生命にとって豊かな土壌の世界が築かれています。
そこで大切な「分解」の役割を担っているのが、『微生物』たちです。
本来、微生物によって築かれた自然の土には、作物の必要なときに必要なだけの栄養を十分に与えられる豊かさがありま
量産化が推し進められ化学肥料や農薬の使用が多くなるなか、原点回帰として微生物を使った農業が注目されましたが、思うような効果が得られないケースが多発し、ついに忘れ去られてしまい
微生物の生態系は常に複雑で、農業に活かせるまでに研究が達しなかったためです。しかし、私たちの前身である島本微生物研究所は諦めずに長年研究を続け、安定した効果を発揮する資材の開発に成功しま
現在、オーガニック栽培や無農薬栽培、または地球環境にやさしい農業として注目されている微生物農法ですが、農業の基本となる知識で満ち溢れており、大地の恵みを得るために先人たちが試行錯誤してきた基礎たる技術なの
持続可能な農業は夢ではありません。科学と人の熱意で着実に研究・技術確立されてきた、自然に逆らわず自然の力を活かす島本微生物農法は、農業の本来あるべき姿でもあり、未来へ繋ぐ最先端の農法でもあるの
身体に良い、安心して口にできる微生物農法で育てた農作物。消費者へ安全でおいしく、栄養のある農作物を提供することの大切さはもちろん、21世紀には化学肥料、農薬の乱用による土壌汚染、自然破壊、世界規模での大食糧難など、私たちが食や農業において抱える問題はたくさんあり
今は当たり前に作物を口にすることができる日本でも、化学肥料・農薬の使用量は世界でもトップレベルで、それによる土壌汚染、土壌汚染された土地の水が川や海へ流れ込む水質汚染、その水が雨となり地上へ降るという悪循環は、すでにはじまってい
今の農業のままでは、やがて行き詰ってしまう日がくるのもそう遠いことではありません。自然の循環と一体となり、地球にも人にもやさしい、持続可能な農業を確立することは、私たちの未来を築くために大切なことだと考えています。そのために、島本微生物農法が多くの人々にとって役立つものであると信じ、これからも農法技術の開発、知識の普及や情報提供に取り組んでまいり